国内FA権取得の西川龍馬選手ですが、2022年10月15日に2度目の交渉をしました。
「複数年は要らんです。」の突き放すコメントをみて、少し不安が過ぎりました。
秋山翔吾選手を説き伏せる話術をお持ちの鈴木球団本部長と松田オーナー
西川龍馬選手に誠意が伝わったのでしょうか?
西川龍馬選手は「オリックス愛」が強い事で有名です。
吉田正尚選手がメジャー挑戦で浮いたお金で、オリックスが西川龍馬選手を獲得するのではないかともっぱらの噂です。
現状の西川龍馬選手のFA行使の理由を考えてみました。
西川龍馬選手がオリックス移籍の可能性が高い理由
入団してからリーグ優勝しか知らなかった。
西川選手は2015年にドラフト5位で広島東洋カープに入団しました。
その翌年の2016年からカープは滅茶苦茶強かったです。
野手も投手も充実していて、結局3連覇しました。
その頃、西川選手も1軍にいて戦力として活躍しました。
要は「リーグ優勝」から彼のプロ野球人生が始まっているのです。
しかし、3連覇後の2019年から2022年まではBクラスのカープ。
いくらカープサイドが誠意を見せても、戦力が整っていないのも事実です。
このチームにいてもまたリーグ優勝の喜びを味わえない、
そう考えているのではないでしょうか?
現在オリックスが滅茶苦茶強い!
15日、オリックスはリーグ2連覇した上、クライマックスシリーズも勝ち、日本シリーズへ行く事が決定しました。先発、中継ぎ、抑え、野手、すべて充実しています。
FA権を取得したのなら、そんな環境へ移りたいと思うのは自然な事かもしれないですね。
以前「阪神5億積まれても、オリックス5000万を選ぶ」と発言しています。
大好きなオリックスが強かったら、移籍したいと思っても仕方がないと思いますね。
今季FA権取得の西武ライオンズの森友哉選手もオリックス希望らしいです。
大阪出身の方はオリックスが好きな方が多いですよね。今、滅茶苦茶強いのもありますが。
「複数年いらん」がすべて
国内FA権を獲得した広島・西川龍馬外野手(27)が15日、マツダスタジアムでの秋季練習終了後に取材に応じ、すでに球団と2度目の残留交渉を行ったことを明かした。「13日に提示を受けて、それを持ち帰ったという感じです」。条件について問われると「倍増?そんなないでしょう。複数年はいらんです。(希望は)単年です」とキッパリ。
FA権を行使すれば他球団の評価を聞くことができる。「野球人としてはやっぱり気になりますよね。どう思われてんのか」と思わせぶりなコメントを残した。
近く3度目の交渉を行う予定となっており「今月中には決まるんじゃないですか。楽しみにしておいてください」と笑顔だった。(デイリースポーツより引用)
生涯、カープには居たくないと読み取れます。
FA宣言しても、実際オリックスが注目するかどうかはわかりませんが、オリックス以外が手をあげたらどうするんでしょうね。その時の対応も見ものですが。
入団してからずっと背番号63の意味
カープの背番号63は、若手の出世背番号です。
西川選手は、バッティングが素晴らしい選手です。
以前は丸佳浩選手63→9 田中広輔選手63→2
とあります。
球団側から若い背番号の打診もあったらしいのですが、
「タイトルを獲得していないから実力がまだまだです」と発言して
背番号63をずっと付けています。
タイトルを確かに獲得はしていないのかもしれないですけど、
63番をつけていたのは、いずれFAを取得してカープを出るから
若い背番号をいだだくのは申し訳ないとでも思ったのではないでしょうか。憶測ですけどね。
まとめ
複数年要らんっていうコメントと野球人としてどう思われているのか?のコメントを見る限り、いずれはカープを出ていくんだろうなと思います。
FA宣言するのか、カープで単年契約で・・・。
プロデュースメニューのたこ焼きを紹介する時のスタイルがメジャーを意識したファッションですよね。あとは大阪大好きも伝わりました。
今月中に答えが出ます。どうなるか楽しみですね。
西川龍馬選手の最新情報
2022年10月22日、西川選手の残留が単年で決定しました!
決めては新井貴浩新監督だったそうです。
それと、
長野久義選手が背負っていた背番号「5」を来季からつける事も決定しました。
王子製紙時代と全く同じ背番号になりますね。
追記・西川龍馬選手2023の最新情報
2022ドラフトが即戦力獲得に失敗に近い感じで新しい戦力が居ない状態で、2022シーズンとほぼ一緒のメンバーで、2023年8月現在2位です。
新井貴浩新監督の優しい人柄とマネジメント能力の高さ、秋山翔吾選手の存在、去年とほぼ変わらないメンバーで、ここまで戦えている事に西川龍馬選手はどのように感じているのでしょうか。
このチームに居たいって思っていて欲しいですし、西川選手自体、まだ28歳の若さで満身創痍の状態です。
人工芝の球場だと足にもっと負担がかかります。
それでも、カープを出ていきたいって思っているなら仕方が無いと思います。
マツダスタジアムは天然芝で、足を負傷しやすい西川龍馬選手にとってどちらが野球人生を長く送れるかですよね。
追記・西川龍馬選手2023の最新情報その⓶
2023/11/3のスポニチの記事です。
国内FA権を持つ広島・西川龍馬外野手(28)が2日に球団事務所で球団から条件提示を受けて慰留された。「思った以上にいい条件だった。僕一人で決められることじゃないので、家族とかいろんな人に相談しながら」。取得した昨オフは権利行使せず単年契約で残留。今季はリーグ2位の打率・305を残し、2年ぶりに規定打席にも到達した。
順調なら来季は海外FA権の取得を見込まれる中、「海外は可能性が低いので残るか、国内のどっちかじゃないですか」と明言。「簡単に決めることじゃないが、早めに決断したい」と近日中にも再交渉する予定だ。鈴木清明球団本部長は「結論は出ない。具体的なことについては申し上げられない」と話すにとどめた。(スポニチより引用)
他球団も西川龍馬選手の調査を進めているようですね。
オリックスならば、左打ちが特に飽和している訳ではないので、ソフトバンクが調査という記事がたくさん出ていますが、ソフトバンク自体、左打ちが飽和状態です。ソフトバンクが手をあげる可能性は低いと思われます。
追記・西川龍馬選手2023の最新情報その⓷
2023/11/6、オリックスも西川龍馬選手を調査の記事が出ましたね。
意中の球団から調査だとFA行使の可能性が高くなりましたね。
カープ球団よりは高額を支払って契約してくれるのではないでしょうか?
中嶋監督は臨機応変に守備位置を変更してくれるそうですから、満身創痍な西川選手にとっては、嬉しい話かもしれませんね。
天然芝の足に負荷がかからない、マツダスタジアムで、外野手を続けるか、
FA権行使して、人工芝で冷暖房のある京セラドームで、守備位置を臨機応変に対応して貰うか、
西川龍馬選手の答えが楽しみです。11/14がFA行使期限になります。
追記・西川龍馬選手2023の最新情報その⓸
2023年11月14日、FA行使締め切り期限でカープを出ていく事を発表されましたね。
「パ・リーグの野球が知りたい。クライマックスシリーズの時に決めていた。」
意中の球団が手をあげてくれると良いですね!さようなら!そしてありがとう!
人的保障が気になりますね!たぶんオリックスからでしょうけど。
最後まで読んで頂きありがとうございました( ;∀;)
コメント