3/5、島田麻央選手が今季最高得点と浅田真央さんの持つ史上最年少記録を更新して世界選手権Jr大会を優勝しました!
滅茶苦茶素晴らしい事だと思いますが、ロシアの選手が国際大会に復活した時に、現状で彼女がロシアの選手に対抗できるかどうか?
現在、ロシアはウクライナ侵攻の件をISUが許さず、フィギュアスケートの国際大会から除外されています。
しかし、ロシア国内ではフィギュアスケートの試合自体は、今も行われているのです。
島田麻央選手がロシア女子が国際大会に復活した時に「エテリ組の女子選手」に対抗できるには何が必要なのか?調べてみました!
島田麻央選手プロフィール
名前:島田麻央(しまだ まお)生年月日:2008年10月30日(14歳)
出身地:東京都小金井市
身長:148㎝
コーチ:濱田美栄、村元小月、佐藤洸彬(2020年2月~)
元コーチ:岡島功治(2019年1月~2020年1月)
所属クラブ:木下アカデミー
元所属クラブ:ムサシノFSクラブ 明治神宮外苑FSC
練習拠点:木下アカデミー京都アイスアリーナ(Wikipediaより引用)
※木下アカデミーのHPから田村岳斗ヘッドコーチの名前が消えていたのが気になりました(*’▽’)
島田麻央選手の経歴
ノービス時代
2013年5歳からフィギュアスケートをムサシノFSクラブで始める
2019年から岡島功治コーチの明治神宮外苑FSCへ移籍
2019-2020シーズンのノービスBで優勝する
2020年2月から濱田美栄コーチの木下アカデミーへ移籍。4月から正式に木下アカデミー門下生となる
2020-2021シーズンのノービスAで優勝する
2021年3月には京都府選手権で国際スケート連盟非公認だが4回転トーループを成功させる
2021-2022シーズン4回転トーループを成功させノービスAで優勝する(3連覇)
2021年には中1で全日本ジュニア選手権優勝(荒川静香さん以来の快挙)
2022年3月、国際スケート連盟非公認ながら、京都府選手権で自身の大会初となるトリプルアクセルを成功させる
ジュニア時代
2022-2023シーズンからジュニアに参戦します。
2022年8月31-9月3日ジュニアグランプリシリーズ、チェコ大会200点越えで優勝
2022年9月28日-10月1日ジュニアグランプリシリーズ、ソリダリティ杯200点越えで優勝
この結果を受けてグランプリファイナル初出場が決定!2022年11月の全日本ジュニア優勝。この結果を受けてシニアの全日本フィギュア選手権出場が決定
2022年12月ジュニアグランプリファイナルも200点越えで初出場初優勝。
2022年12月の全日本選手権3位
2023年3月、世界ジュニア選手権200点越えで優勝(Wikipediaより引用)
2022-2023シーズン女子選手は島田選手のみが4回転ジャンプを跳んでいた?
国際大会で4回転トーループの確実な成功はありませんが、国内の大会では何度か4回転トーループを成功させています。
国際大会では回転不足をとられ、加点が付く成功はまだ1度もありません。それでも4分の1、回転不足という形で着氷はさせているのです。
他に4回転トーループを跳んでいた選手と言えば、住吉りをん選手が4回転トーループを跳んでいました!全日本選手権では着氷していたと思います。
島田選手の国際大会での4回転トーループ成功が早く見たいですね!
ロシア女子で今一番強い選手は誰?
2022年12月のロシア選手権では、15歳のソフィア・アカチエワ選手が優勝しました!
2位は北京五輪出場のカミラ・ワリエワ選手でした。
順位は下記になります。
(ロシア選手権2023より引用)
4回転でもシェルバコワ選手やトルソワ選手の様な難易度の高い4回転を跳ぶ選手は見当たりませんでした。
なので、島田選手は4回転トーループが跳べる事をキープし続ける事が大事だと思いますね。
ちなみにアカチエワ選手、ワリエワ選手は共に「エテリ組」です。
しかし、フリーで150点以上が5名もいるって、ハイレベルですね。島田選手でもフリー152点台でしたからね。
下記がワリエワ選手、アカチエワ選手のフリープログラム詳細になります。
(ロシア選手権結果より引用)
お2人共、フリーでは2本の4回転ジャンプを入れて入れています。
島田選手と同じ4回転トーループになります。
アカチエワ選手は、島田選手の様に、トリプルアクセルと4回転トーループを組み合わせていますね。
今のところ、無理をして難易度の高い4回転が必要ない感じだと思われます!
「エテリ組」とは?
(Wikipediaより引用)
エテリ・トゥトベリーゼ コーチの事です。
日本人は彼女の事を「鉄の女」とか「エテリコーチ」などと呼んでいると思います!
「エテリコーチ」の教え子の事を「エテリ組」という言い方をしますね!
アンナ・シェルバコワ選手は北京五輪金メダルでしたし、
アリーナ・ザギトワ選手は平昌五輪金メダルでしたよね!
女子シングルの選手を育てる事に特化してると思います!
国が運営している「サンボ70」というトップクラスのスポーツ選手が揃う施設のフルスタリヌイ(クリスタル)でノービスからシニアまで教え子を世界に通用するトップ選手になれる様に育てています。
島田選手がロシア女子に勝つ為に必要な技は?
4回転トーループ、トリプルアクセルともう1つ大技が必要かと思います。
ロシア女子に勝つには、4回転トーループを1本増やすか、4回転サルコウを1本追加するか?になると思います。
シェルバコワ選手やトルソワ選手の様に、4回転ルッツや4回転フリップを跳ぶ選手は今の所、ロシア女子には居ない様です。
あとは、ワリエワ選手の様な美しい表現力だったりですかね。
年齢と共に演技構成点はついていくものですから、これから徐々に表現力を磨いていかれると良いかと思われます。
まとめ
島田麻央選手は年齢制限の為、次のミラノ五輪には出場できません。
次のオリンピックは出場できるなら21歳で迎えると思います。
2030年五輪まで期間が長いですが、くれぐれも大怪我だけはしない様にして欲しいですね。
紀平選手も年齢制限で平昌五輪に出れないから、北京五輪を狙っていましたが、疲労骨折の為、全日本選手権を断念しました。
大技を練習しすぎたリスクですよね。
選手生命にかかわる様な大怪我をしないで、これからも成長していって欲しいと思います。
数年後には体型の変化もありますから、大人の体型でも今の技は維持して欲しいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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