2022/10/20にドラフト会議がありました。
広島東洋カープは支配下7名、育成3名の計10名を指名しました。
他の指名された選手は着々と球団と指名後の入団挨拶が進んでいる中、ある選手だけ、挨拶がありません。
それは、大阪ガスの河野圭投手です。カープ球団は彼を5位指名しました。
指名直後は喜びのコメントから一転して入団拒否に近いコメントに変わってしまったのです。
上位指名が目標だったなら、なぜ順位縛りをしなかったのか?そこに着目してみたいと思います。
河野圭投手プロフィール
(週刊ベースボールより引用)
最初は指名されて喜んでいた!
【広島5位一問一答】大阪ガス・河野佳「何位でもプロのスタートラインは一緒」
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD(20日)広島が5位で交渉権を獲得した大阪ガス・河野佳投手(21)は、兵庫・西宮市の大阪ガス今津総合グラウンド・クラブハウスで記者会見。広島・広陵高出身で、地元の広島から指名を受けた喜びを語った。主な一問一答は以下の通り。――広島カープの印象は?
「小学校からマツダスタジアムに野球を見に行って、憧れのプロ野球はすごいな、と思っていた。広島から指名されてうれしいです」
――セールスポイントは?
「強い真っすぐと変化球のコンビネーションで、ゲームメーク能力が一番の持ち味です」
――どんなプロ野球選手になりたいか
「元広島の黒田投手のような男気あるピッチャーになりたい」
――プロへの意気込みは?
「まだ実感がわいていないが、何位でもプロのスタートラインは一緒。活躍できるように一からやります。新人王をとりたいです」
――新井監督の印象は
「カープをよく見たときの4番打者。男気あるイメージ。カープのリーグ優勝に貢献できるようにくっついていきたい」
――対戦してみたい選手は?
「巨人の岡本選手。毎年30本塁打を打つ憧れの選手です」(サンケイスポーツより引用)
一転して指名拒否を匂わせる発言!
これは10/31の日刊スポーツの記事です。
広島5位の大阪ガス・河野佳、入団拒否も「上位指名が目標だった」プロ入りへ悩み吐露
<社会人野球日本選手権:東京ガス4-2大阪ガス>◇31日◇1回戦◇京セラドーム大阪大会史上初の3連覇を狙った大阪ガスが、初戦で東京ガスに敗れた。
広島にドラフト5位指名された大阪ガス・河野佳投手(21=広陵)が敗戦後、プロ入りするか悩んでいる心境を明かした。
救援した5回2死満塁を抑え、3回1/3を1失点(自責なし)と好投。自己最速に並ぶ151キロも計測した。
ただ、シーズン最後の試合に敗れ、表情は浮かなかった。プロへの思いを聞かれると「まだどうなるか分からないので」と切り出し「心残りがある。上位指名が目標だった。野球以外の部分で調子を崩してしまったので悔しい。来年はこれ以上になる自信がある。プロへの思いはすごく強いが、今後、会社としっかり話したい」と話した。
都市対抗のあと、喉に膿(うみ)がたまる病気にかかり、約1カ月間プレーができなかったという。昨年の大会では最優秀選手に輝き、ドラフト上位候補と評されたドラフト解禁年だったが、本調子でないままドラフトを迎えていた。
話し合いの結果次第では、入団拒否の可能性もある。(日刊スポーツより引用)
なぜ、順位縛りをしなかった?
彼は順位縛りをせずに、プロ志望届を提出して、去年MVP級の働きをして、ドラフト年の今年は病気で試合で結果が出ずにこの評価。
カープがとかそういう事ではなく、下位評価がやはり許せないのでしょう。
10/31の日本選手権で好投してご自分の中で、「僕は本来はデキが良いのに!」とますます思えてきたのでしょう。
社会人での過去2年は、MVP級の働きをしたのだから、今年調子を落としただけで、なぜ下位の評価なんだろう?とも読み取れます。
おそらく、去年同様の働きをしていれば、順位縛りをしなくても競合したと思われます。どうしても今年、本当に上位評価が良かったのなら、順位縛りをすれば良かったと思います。
指名直後のコメントは「何位でもプロのスタートラインは一緒。活躍できるように一からやります。新人王をとりたいです」だったのに。
カープ末包選手が河野投手を庇う!
これは11/1の記事です。
「入団拒否」示唆投手への批判、カープ外野手が苦言 「憶測だけで…やめて欲しい」意味深予告も
カープの末包選手は1日、インスタグラムで日刊スポーツの記事「広島5位の大阪ガス・河野佳、入団拒否も『上位指名が目標だった』プロ入りへ悩み吐露」を引用し、「記事や憶測だけで彼を批判するのはやめて欲しいですね」と要望した。「また今度この件について話せればと…」と意味深に予告もした。(日刊スポーツより引用)
末包選手は後輩想いなんですね。優しいですね。
日本選手権のあとに球団に挨拶がある予定?
これは11/1の日刊スポーツの記事です。
【広島】入団拒否の可能性浮上のドラ5河野佳の発言に静観「まだ何も聞いていない」球団幹部
広島球団幹部は1日、ドラフト5位の大阪ガス・河野佳投手(21=広陵)の発言について静観の姿勢を示した。
河野は前日10月31日、社会人野球日本選手権の東京ガスとの試合後、「上位指名が目標だった。野球以外の部分で調子を崩してしまったので悔しい。来年はこれ以上になる自信がある。プロへの思いはすごく強いが、今後、会社としっかり話したい」とプロ入りに悩める胸中を明かし、入団拒否の可能性が浮上していた。球団は選手本人から直接意思を確認していないため、球団幹部は「まだ何も聞いていない。(前日のコメントは)気にしていない」と話すにとどめた。近日中に指名あいさつする予定となっている。(日刊スポーツより引用)
まとめ
河野圭投手はカープにとって必要な選手だと思っています。
なぜなら、社会人の大会で2大会連続でMVPと実力のある投手だからです。
本来の実力が今年は出なくて、評価を下げてしまった。
下位からでも、例えば、横浜DeNAの佐野恵太選手みたいに、ドラフト9位からでも超一流選手になれる人はなれるのです。他にも下位指名から高年俸を貰えている選手はいます。
それでも上位指名にこだわるなら、今度は順位縛りをされて、もう一年社会人で頑張ったらよいと思います。
ご自身がご納得する生き方をされてください。
入団されなかったら、カープとはご縁がなかった事になりますが、それでも良いなら、どうぞご自身の人生ですから。
日本選手権のあとに、「入団」か「入団拒否」が決定します。
河野圭投手の最新情報!
11/8の日刊スポーツの記事です。日本選手権で敗退した後に挨拶と決断が早かったですね(^^♪。
【広島】ドラ5河野佳に指名あいさつ「いろんな報道が出たが…」「開幕1軍目指して頑張りたい」
広島からドラフト5位で指名された大阪ガス・河野佳投手(21=広陵)が8日、兵庫・西宮市内にある大阪ガスのグラウンドで、指名あいさつを受け、入団に前向きな姿勢を見せた。
約30分間の会談を終え、河野は「即戦力として、大いに期待していると(言っていただいた)。その期待に応えられるよう、開幕1軍を目指して頑張りたい」と引き締めた表情で語った。
日本選手権で敗退した10月31日には、「心残りがある。上位指名が目標だった。プロへの思いは強いが、今後会社としっかり話したい」とプロ入りへの悩める心境を明かし、入団拒否の可能性が浮上していた。それでもスッキリした表情で「いろんな報道が出たが、自分の中ではプロに行って活躍したいということに迷いはなかった。広島カープに入って、ファンの皆さま応援されるように頑張るので、応援よろしくお願いします」と力強く語った。
最速151キロの直球とカーブ、スライダー、カットボール、フォークを操る右腕。小学5年生から広島で暮らし、マツダスタジアムに観戦も行っていたという右腕。なじみの深い「赤ヘル軍団」入りに「小さい頃から見ていた球団。すごくうれしく思います」と改めて喜びを語った。
担当の鞘師スカウトは「(開幕1軍も)十分可能。競争の枠に入っていくだけの実力は十分ある」と太鼓判を押し「イメージしやすいのは最初は中継ぎ。試合の最初の入りがうまかったり、球種を見てもそういう感じだと思う」と評価した。
河野も「社会人では先発をやることが多かったので、試合を作るのが得意。プロでは任せられたところ、中継ぎでも抑えでも、しっかり抑えられるように頑張りたい」と意気込みを語っていた。(日刊スポーツより引用)
「入団する」という決断で本当に良かったです。
即戦力として期待していますよ!
「新人王」目指して頑張ってください!応援しています。
河野圭投手のインタビュー動画です。
河野圭投手の2023年情報その2!
2023/1/26に広島カープの春季キャンプの振り分けがありました!
なんと河野圭投手は1軍スタートになりました!
おめでとうございます。
それだけ、即戦力として期待されているという事ですね(*’▽’)
河野圭投手の素顔に迫った動画がありますのでごらんください。
河野圭投手の2023年情報その3!
河野圭投手は、3月のオープン戦も中継ぎで無失点で抑えています!
まだ自責点が無い筈です。とても優秀な投手でした。
開幕1軍スタートで間違いないでしょうね!って思っていたら
3/27に開幕1軍が決定しましたね!
開幕1軍スタートおめでとうございます!
2023/6/18のセパ交流戦の最終戦、西武ライオンズ戦で初先発を務める事になりました!
結果を残せれば、1軍のローテーション入りが確実になります。2軍では好投していた日もあったので、
その時の事を思い出して頑張って欲しいと思います。
河野圭投手の2024年最新情報その4!
現在は1軍で敗戦処理投手として好投を続けています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント