フィギュアスケートのペア競技で日本記録を次々と塗り替える、りくりゅうペアこと三浦璃来&木原龍一ペアについて、触れていきたいと思います。
シングル競技は、日本人には馴染みがありますが、カップル競技(ペア・アイスダンス)は今まで、なかなか馴染みがなかったですよね?
日本人のアイスダンス競技のレベルはまだまだ世界レベルに追いついていないものの、日本人のペア競技の「りくりゅうペア」は世界トップレベルに近づいていっています。
そんな「りくりゅうペア」がグランプリシリーズ2戦(カナダ大会・NHK杯)を優勝して、12/8からイタリア・トリノ開催のグランプリファイナルの切符を勝ち取りました。
日本人ペアのグランプリファイナル初優勝はあり得るのか?調べてみました。
三浦璃来プロフィール
名前 三浦 璃来(みうら りく)生年月日 2001年12月17日(20歳)
代表国 日本
出生地 兵庫県宝塚市
身長 145 cm
血液型 O
学歴 中京大学(在学中)
所属事務所 IMG
パートナー 木原龍一(2019年8月5日~)
元パートナー 市橋翔哉
コーチ ブルーノ・マルコット メーガン・デュハメル ブライアン・シェイルズ
所属クラブ 木下グループ
練習拠点 オークビル(カナダ) (Wikipediaより引用)
※三浦選手は宇野昌磨選手と誕生日が同じなんですねぇ( ;∀;)
木原龍一プロフィール
名前 木原 龍一(きはら りゅういち)生年月日 1992年8月22日(30歳)
代表国 日本
出生地 愛知県東海市
身長 175 cm
趣味 野球
学歴 中京大中京高校/中京大学
所属事務所 IMG
パートナー 三浦璃来(2019年8月5日~)
元パートナー 須崎海羽 高橋成美
コーチ ブルーノ・マルコット メーガン・デュハメル ブライアン・シェイルズ
所属クラブ 木下グループ
練習拠点 オークビル(カナダ) (Wikipediaより引用)
りくりゅうペアのライバルは?
今回のグランプリファイナルのライバルは2022世界選手権金メダルのアメリカのペアになります。
その時の合計スコアが222点でした。下記のカップルになります。
グランプリシリーズのアメリカ大会とイギリス大会を優勝しています。
NHK杯のりくりゅうペアの合計スコアがフリー失敗しても合計で217点台。まだ伸びしろがあると思います。しかも、これが今季の世界最高得点なんですね!失敗しても、世界最高得点を叩き出すって凄くないですか( ;∀;)?
グランプリファイナル初優勝の可能性は?
今回のグランプリシリーズの最終結果がこちらです。↓
最終的にそのアメリカのペア選手を抜いて「りくりゅうペア」はトップ通過になりました!
表の見方ですがグランプリシリーズ、1位が15点、2位が13点、3位が11点になります。2試合の合計が30点と言うのは、2試合共に1位を意味します。同じ30点同士で並んだ場合は合計得点が高い方が、上位になります。
上記6組がグランプリファイナル出場になります!
この一覧表から見ても、「りくりゅうペア」は、グランプリファイナル初優勝の可能性が高いと言えます!
木原龍一選手の向上心
これは11/20の「東スポWEB」の記事です。
りくりゅうは快挙達成でも危機感 木原龍一「ここで終わったらまた見てもらえなくなる」
フィギュアスケート・ペアの〝りくりゅう〟こと三浦璃来(20)、木原龍一(30=ともに木下グループ)組は、快挙達成にも満足していない。
グランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯2日目(19日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)のフリーでは、137・91点をマークし、自己ベストを更新する合計216・16点で優勝。GPシリーズ第2戦スケートカナダでのVに続き、日本勢のペアとしては初めてGPシリーズで連勝を飾った。
今大会は2位の米国ペアに28・67点差をつけるなど、圧巻の演技を披露。世界に〝りくりゅう〟の存在感を示したとはいえ、反省も忘れていない。三浦は「今回もレベルの取りこぼしがあったので見直して、もっとフリープログラムを滑りこんでいきたい」と言えば、木原も「今日見つかった課題をしっかり修正していきたい」と冷静に振り返った。
昨季はコロナ禍で中止になったGPファイナル(12月8日開幕、イタリア・トリノ)の出場権も獲得。長年課題とされてきたカップル競技で躍進を見せ、注目される機会が増えている。木原は「やっぱり今まで自分たちがなかなか結果を残すことができなかった。注目してもらうことは難しかったが、たくさんの方々に見ていただけるようになって、本当に頑張ってよかった」と感慨深げに語った一方で、危機感は今も持ち続けている。
21歳でシングルからペアに転向。五輪の舞台を経験したものの、長い間脚光を浴びることはなかった。「ここで終わってしまったらまた見てもらえなくなってしまう。これからも結果を残し続けること、2人の姿を見せつけることが大切になってくる」。不遇の時代を経験し、誰よりも成績で示すことの大切さを知っているからこその言葉だった。
フィギュア関係者からは「カップル競技に力を入れてきた成果が出ている」との声も上がるが〝りくりゅう〟は、ここで立ち止まるつもりなどない。「将来的にもっと今よりレベルの高い技をやりたい」と木原。これからも日本フィギュア界の歴史に、新たなページを刻んでいく覚悟だ。(東スポWEBより引用)
2021年シーズンからブレイクし始めた「りくりゅうペア」。
北京五輪7位、北京五輪団体戦銅メダル、2022年世界選手権銀メダル。日本人同士のペアでは、あり得なかった快挙です。りくりゅうペアのおかげで北京五輪の団体戦の銅メダルが獲得できた様なものです。日本の場合、団体戦はいつもカップル競技が足を引っ張りますから。
今回のグランプリシリーズですが、三浦選手が左肩の怪我であまり練習出来なくても、高得点が出るという事は、それだけ技術的に伸びてきているのではないでしょうか?
ショートプログラムのペア競技滑走順
ペア競技の滑走順は、グランプリシリーズのポイント順位が低い順になる為、アメリカの「ク二エリム/フレイジャーペア」は最後から、2番目の滑走で、
最終滑走がりくりゅうペアになります。
滑走順で言えば、コンティ/マチー(イタリア)→ギラルディ/アンブロジーニ(イタリア)→チャン/ハウ(アメリカ)→デュデク/デシャン(カナダ)→ク二エリム/フレイジャー(アメリカ)→三浦璃来/木原龍一(日本)です。
(テレビ朝日HPより引用)
まとめ
グランプリファイナルはアメリカの「ク二エリム/フレイジャーペア」と「りくりゅうペア」の一騎打ちが予想できます。
ミスをした方が負けです。
ロシアが居ないからこんな展開になっていますが、ロシアがいたら、1位通過は厳しかったでしょう。
りくりゅうペアのやり取りをみてるとほっこりしますね。仲の良い兄と妹みたな関係ですよね!
グランプリファイナル日本人ペア初の金メダル、期待しています!新型コロナで中止にならない事も祈っています!
もっと言えば、テレビ朝日さん!地上波のゴールデンタイムで「りくりゅうペア」の試合を放送して頂けないだろうか?
この2人をゴールデンタイムで観たい!たぶん、深夜時間の放送かBS朝日の放送なんだろうなぁ((+_+))
※朗報!ペア競技も地上波で放送が決定!
私の願いが届きました!グランプリファイナルの放送ですが、りくりゅうペアを地上波で観る事が出来ます!
テレビ朝日で12/9(金)の20時30分~21時48分ショートプログラム、
12/10(土)の20時~22時25分フリープログラム、を放送です!
※シングル競技も一緒に放送しますが、ペア競技は放送前に先に結果が出てしまう感じですね。
12/9はペア競技ショート(録画)→男子ショート(録画)
12/10はペア競技フリー(録画)→女子ショート(録画)→男子フリー(LIVE)
の順番になります!競技順に放送なら、放送もこの順番だと思います。
本当に良かったです。
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12/9のショートプログラム速報
12/9の日本時間早朝に行われたショートプログラムですが、やはり予想通り、
アメリカの「ク二エリム/フレイジャーペア」と「りくりゅうペア」の一騎打ちですね。
現在、ショートプログラムを終えて、僅差でりくりゅうペアがトップです。
「ク二エリム/フレイジャーペア」に負けない様に金メダルを獲得する為には、フリーはノーミスで滑る事が必須です。
りくりゅうペアはフリーは最終滑走になります。
初の金メダルを目指して頑張ってください。
12/10のフリープログラム速報
フリーは木原選手の3サルコウジャンプのお手付きと三浦選手のスロー3ルッツジャンプのお手付きのミスがありましたが、僅差でショートもフリーも首位で終えました。
ショート78.08、フリー136.50の合計214.58点でフィニッシュ!アメリカの「ク二エリム/フレイジャーペア」に超僅差で首位でした。
結果、日本人ペア競技初のグランプリファイナル金メダルでした!おめでとうございます!
日本フィギュアスケート界に新たな歴史が刻まれた1日でした。
お2人共お疲れ様でした。最後は笑顔で終われて良かったですね。
次は世界選手権の金メダル目指して頑張ってくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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